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セルビアン・フィルムのizuのレビュー・感想・評価

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)
4.5
ミロシュパパが家族の為にがんばるとっても素敵なおはなし☆

元ポルノスターの主人公ミロシュ。今では家族思いの良いお父さん。
だがある日、とある映画の出演を依頼される。しかもかなり高額。
金無いしやるか~~~と思い出演するが、それは地獄の始まりだった。

人でなし映画の最高峰、無修正で。
ただただグロいってわけじゃなく、意外とストーリーとかはしっかり作られてる。作中に起きる出来事がちょ~~~っと倫理が無いだけで映画としても中々面白かった。

ミロシュの幸せな生活を中盤までたっぷり見せてからの終盤。
スナッフフィルム風の映像の部分はもちろん、地獄の極みな終盤最高すぎる。全体的な胸糞の悪さについても素晴らしい。
ただただ胸糞悪い終わり!じゃなく、普通にストーリーがあるからこそあの終わりは胸糞悪いと感じれる。胸糞映画としてもかなり好き。
過激なシーンについては、他のただ残酷な殺し方とは違ったヤヴァい事をしまくるし他のので言っていいのかわからない。
○△▢ポルノはあるって聞いてたし実際観ると映像としてはそうでもなかった。
ち:こで窒息死させるとか、○○にち:こ入れるとか、もうこれは性×残酷のアートなのではないかと思うくらい性的なものと残酷なものがセットになってる。
というか死姦あった。もうそれだけで最高!!!!

モザイク処理がされてる版と見比べたけど、主に性器とセックルシーンだけかと思ったらそうでもない。
意外と「それいる?」みたいなシーンにもモザイクかかっててビックリ。
性器はもちろん、そこそこ過激なグロ描写にもかかってたり。
しかもそのグロシーン、そこらへんのグロ映画と違って結構グロい。
喉のところはまあギリ分かるけど首落とす所は無くても良かった気がする。

この映画の代表1枚絵みたいになってるミロシュの狂気フェイス、あれあんな事してるシーンだとは思っても無くて笑った。
やっぱり悪名しかない映画なだけあってめっちゃ好きだったし面白かったです。
まずミロシュの顔が好きだし。というかミロシュが好きだし!!!!

視聴 2023年4月1日
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