突然クローゼットから現れた小人盗賊団と時空間移動の冒険にでる少年の話。
テリー・ギリアムのジュブナイルSFファンタジーてんだからもっとあべこべ夢想譚と思ってたけど、わりとオーソドックスな時間旅行ものでちょっと残念。『未来世紀ブラジル』みたく映像世界の圧でもっとぶん殴ってほしかった。
ただオチは相当にイカれてらっしゃってこれ俗に言うデウス・エクス・マキナですやん！な終わりかと思えば、最後っ屁にもっと衝撃的な終わりが用意されていてたまげる。
劇場へ観に行って「あのオチはどゆことなの？」と子供に聞かれた親が何人泣かされたんだろうか……と思ったけど、調べてみたら日本公開時はオチを丸々カットしてたらしく杞憂におわって一安心。
いや一体どこで終わらせたんだよ。
