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青いパパイヤの香りの菜のレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
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すんごく好きだった
どうしても戦争で語られがちだしもちろんそれも大切な要素ではあるが、戦前のフレンチベトナミーズのような洗練された空気感がすごくいい。自然音とクラシック音楽を主軸に会話などはほぼなく、ただベトナムの生活と少女(彼女)の感情の機微が描かれてる。何しろ調理シーンがすごく好きです。もうこれ見たらベトナム料理絶対食べたくなるしベトナム食器欲しくなっちゃった。後半のドビュッシーの月光をバックにムイが部屋を片付けて窓を開けるシーンで何故か泣きそうになった
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