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青いパパイヤの香りのRのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
4.3
様々な愛情が重なる、ベトナムでの日常🇻🇳
ドラマチックな描写はなく、色んな人たちの目線で過ぎていく日常や感情を切り取っていて、なんだかベトナムのじとじとした湿気を感じるような、それがものすごく好きだった。

セリフが少ないのに、心の動きがよく伝わる描写ばかり。
自分勝手に家を出て行った父親への愛憎、母親に責任を押しつける義母への怒り、全てを背負う母親の悲しみ、守ってあげたいと強く願う気持ち、子どもって全部見てるし感じ取ってるんだよね。
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