Rさんの映画レビュー・感想・評価

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パリ13区(2021年製作の映画)

3.4

女子大生ノラと、ポルノ女優アンバーがビデオチャットを通して育んだ友情が良かった〜

それ以外はよく分からず。
なんでモノクロにしたんだろう🤔笑

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

海外旅行中、日本人を見かけるとめちゃくちゃ安心する現象を思い出した😂

あと、海外から見た東京のイメージってこんなにTHEアジアなのね〜
ネオン看板が映る場面が多くてサイバーパンクっぽい感じ

キスシ
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初恋(1997年製作の映画)

3.8

1990年代の金城武を見たすぎて‼️
恋愛映画の犬みたいな金城武が好きすぎるし、この黄色いパッケージのポスターもほしすぎる(欲望の塊)

冒頭から監督が喋りまくってて、これってドキュメンタリー?とちょ
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.5

かなり分かりにくかった〜
愛に代替はないとか、恋愛はタイミングとか表面的なところだけ…
それでもやっぱり画面がオシャレなのと、キムタクのナレーションがめっちゃ雰囲気良かった。

他のウォンカーウァイ作
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

過去はどんどん美しくなって、思い出すととても心地良くて引っ張られそうになるけど
その時同じ時間を過ごさ(せ)なかったのにはきちんと理由があって、後悔って蜃気楼のようなものだなと

エンドロールって、涙
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

確かなものがない不安定な関係、1966年を機に変わってゆく香港、ずっと変わらない遺跡に閉じ込めた秘密。
プラトニックだからこそ色気を感じるのは、別れる決心を思い出すな〜

最近香港映画を立て続けに観て
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CUBE(1997年製作の映画)

3.8

密室で起こる、極限状態に置かれた人間たちのドラマ!
ほとんど同じような背景だけど、会話劇と展開の速さが良くてあっという間だった〜

パニック系に備えて先送りで確認しながら見たのに、それでもめっちゃハラ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.6

途中から結構コメディ要素があることに気づき、息抜きになって良かった。タクシー追いかけるとこが一番笑ったw
固定観念がどうとか、「フリしている」ときが一番真実に近いとか、孔子の件をもうちょい理解できたら
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.2

売春防止法をくぐり抜け、「恋人」として男の欲望を受け止め続けていた芸者に、主体性が芽生える話。
といっても、何か気づきを得たターニングポイントがある訳でもなく、ちょっとモヤモヤする終わり方。

今でい
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

3.8

自由気ままな節子の存在が爽やか!
振り回される叔父さんと姪(節子)のやり取りも良い🥃

不甲斐ない夫の主体性を垣間見て安心した妻と、妻に「夫を抑えている」という自覚を持たせて良い気分にさせてあげること
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

4.0

理屈屋でよく喋るパワフルな主人公がめっちゃ好きだ😂
全体的に勢いがあって最高!

結婚すると男は社会的地位を得て安心しちゃうんだよとか、結婚とは夫婦の情熱と理性の上に立つ社会的生理的結合だとかの議論や
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.3

白が黒に変わるほどの激動の時代に、同じ男を愛した蝶衣と菊仙。互いにしか分からない憎しみや情のやり取りに胸がギュッとなった。

そしてレスリー・チャンの演技がお見事…!
艶やかな雰囲気も、繊細な表現力も
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.3

様々な愛情が重なる、ベトナムでの日常🇻🇳
ドラマチックな描写はなく、色んな人たちの目線で過ぎていく日常や感情を切り取っていて、なんだかベトナムのじとじとした湿気を感じるような、それがものすごく好きだっ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.0

Diorのオートクチュールなんて、一度虜になってしまったら沼にハマりそう👗

これ系映画あるあるの上手くいきすぎるストーリーは全然良いとして
長年培ってきたものを、昨日今日来た何も知らない人間が土足で
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.6

メグライアンの定番ラブコメ!
テンポも良いし、下手にドギマギさせられることもなく
頭使う映画見た後にゆる〜く観れて良かった🍇

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

オッペンハイマーの人生
科学者としてやり遂げた研究、世界を変えてしまった葛藤、安全保障を巡る人間関係。自分がやらなくても誰かがやった、という考えは無責任か、諦念か。人類に欲がある以上避けては通れないこ
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.8

初めてのエリックロメール!
こんなオチ書く人なんだwと可愛い終わり方が何が良かったのと

好きな人の前だと緊張して訳が分からなくなるのに、彼は友達枠だったから話しやすくて、でもだからこそこれが恋心かは
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.7

人気レストランでの一夜、ディナーラッシュ🍽️
100分の中にそれぞれのストーリーとキャラクターがコンパクトに詰まっていて、満足度高め!
戦場で協力し合うシェフ、巧みな返事で客をいなすウェイター、プロフ
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.8

モダニズム建築の宝庫、コロンバスが舞台。
建築の知識は全くないけど見るのは好きで、どの建物も風景とマッチしててとても美しかった〜
特に好きなのは、ミラーハウスガーデンとシティーホール!

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.6

クー!🫲🏻🫱🏻
中盤かなり飽きちゃったんだけど、それはそれで世界観の理解が深まって終盤が面白かった
貪欲すぎる彼らとの、少しの友情!

頭につけてるピカピカとか、挨拶のポーズがかわいい💡

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.3

文明の発展、知による開放!
きっと訳が分からないやつなんだろうという偏見があったけど、めちゃくちゃ面白いじゃん😭
特にテールのオチが良い

別の知的生命体を観察するの楽しそう

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.2

美波さんのフランス語かっこええ〜
一度はルーヴル美術館に行ってみたいもんだ!

泉京香のいないシーンが退屈すぎた🥱
観てるうちに、今何の作品観てるんだっけ、岸辺露伴って何だっけ…ってなった。

RRR(2022年製作の映画)

3.7

ラストの勢いすごかった!
赤い布巻いたロン毛のラーマがめっちゃタイプ💘二の腕と胸板がすごい💘

私の中で、インド映画の分かりやすさ、大袈裟なところは決してマイナスポイントではないんけど
総督娘のムーブ
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

ニコールキッドマンはじめ、女性たちのヌードが美しすぎて…
身体自体もそうだし、座ってるポージングなんて美術そのもの!

時計じかけのオレンジもそうだけど、キューブリック作品は
脚本の面白さ<ヌード!ヌ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

大学の授業で初めて観たやつ。
おじさんが狭い部屋で話してるだけの白黒映画がこんなに面白いなんて…と衝撃を受けた。

・被告人の有罪に対して合理的な疑いがあれば評決は無罪、なければ有罪
・評決は満場一致
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.8

しっとり恋愛ものかと思いきや、結構スリラー要素強くてドキドキハラハラした!
勝手に家に入ってくるご近所さんやばすぎ😂

父性を必要とした息子、愛を渇望する母親、それらを満たしてくれた脱獄囚。
たった5
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そばかす(2022年製作の映画)

3.4

彼氏はいるの?結婚はまだ?の質問は、はたして圧力なのか、いつまでも実家暮らしで自立しない娘の将来への不安なのか…
とにかく、主人公が感じる生きづらさって、性の問題じゃなくない?と強く感じた。

男女の
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

主役2人のお顔が美しすぎた😮‍💨

正直何か響いたものがあるわけではないけど、ああやって受け止めてくれる家族がいるって良いな。これぞ愛と教養って感じ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ところどころ、千と千尋を感じるシーンがあって、懐かしい思い出に触れたような気分になった!

現実の葛藤を、様々な空想で表現できるのがすごいなと思いつつ
現在過去未来が同時に存在する説(ブロック宇宙論?
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.4

息子にプレッシャーを与えた上、大学受験に失敗して自殺未遂した息子に、有名大学で友人と過ごした楽しいエピソードを聞かせるなど…
どこまでも想像力のない男ね〜😂
あと、GCの試合シーンが長すぎるのと、分か
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

実際の裁判って主張書面を淡々と読み上げるだけだよ〜とよく聞くけど、こういうライブ感のある裁判も存在するのかな?
こんな主観、想像、偏見に基づいた質問され続けたら、頭おかしくなりそう😂

裁判シーンでそ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

他人同士のストーリーが交錯する脚本、今となってはそこまで新鮮じゃないけど
最初と最後で場面は同じなのに、哲学ギャングのジュールズは転換期を迎えていて。単なる交錯ではなく、時系列が絡み合ってて面白かった
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.5

3話目〜
こっち向きで話されるの慣れてきたw

どうしても認めてもらいたいラットマンのあれこれが面白い

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

話量すご!!

セットも衣装も色合いも、画面に映る全てがかわいい🌷
構図や転換も独特だし、ウェスアンダーソンの映画は美術館に飾られるべき

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