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青いパパイヤの香りのKのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
4.0
【たとえ水がうねり逆巻いても—】

1951年のベトナムはサイゴン。田舎から奉公に出てきた10歳の少女ムイの物語。

トラン・アン・ユンの監督デビュー作。これはかなり良かった。じわじわくる良さがある。好きな映画だ。

昔『ノルウェイの森』を映画館で観たときも思ったけど、監督のインテリアのセンスがいい。あと音楽のあて方とカメラワークが独特。

いちばん好きなのは なんと言っても主演のトラン・ヌー・イエン・ケーの最後のカメラ目線だね。あんなことされたら惚れてまうやろー。ということかどうなのかわかりませんが、このあと 彼女はトラン・アン・ユン監督と結婚したらしい。

と言うわけで ほかの監督作品も観てみたくなった。おもしろかった。


【スコアと内訳】

スコア:4.0
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①脚本:0.8
②演出:0.8
③演者:0.8
④撮影:0.8
⑤音楽:0.8
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