このレビューはネタバレを含みます
【早く寝ないとブギーマンが来るぞ!】
ただキアヌ・リーヴスが子犬と戯れる癒し系の動画だと思って観ていたら、全然違った。
伝説の殺し屋として恐れられていたキアヌ・リーヴスが引退後の平和な暮らしを踏みにじられてブチ切れる映画だった。
(犬好きな人にとってはとくに)序盤のシーンがショッキング過ぎるので油断していると心臓に悪い。がそれ以外の場面はどれもかっこよかった。3つぐらいにまとめてみようかな。
【映画『ジョン・ウィック』でかっこいいと思う3つのポイント】
第一にアクションがかっこいい!
ジョン・ウィックは「ババヤガ」と呼ばれていることからも判るように人智を超えた得体の知れない強さがある。そして、スタイリッシュなスーツを着て戦っているのに殺し方があまりスタイリッシュじゃないのもいい。時として泥くさいくらいに感じるくらいなのに、べらぼうに強くてかっこいい。
第二にジョン・ウィックの愛車のマスタングがかっこいいんだこれが!
ジョン・ウィックの愛車は69年式のフォード・マスタングBOSS429。まさに夢の一台という感で、微に入り細に入り細かいディテールまでじっくり見たくなるかっこよさがある。
第三にコンチネンタル・ホテルや裏世界のルールなんかの細かい設定がかっこいい!
裏世界にしか流通していなさそうな謎の金貨で支払いがされたりするところとかにグッときてしまった。そして、親友のウィレム・デフォーのキャラも良かった。
【そして物語は第二章へ】
ストーリー自体はありきたりで、それだけを追いかけていくとそんなに面白みは感じないけど、映像と音楽と演出で魅せる感じの一作だった。チャプター2も楽しみだな。おもしろかった。
【スコアと内訳】
スコア:4.0
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①脚本:0.7
②演出:0.8
③演者:0.8
④撮影:0.9
⑤音楽:0.8
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