D子

コラテラルのD子のレビュー・感想・評価

コラテラル(2004年製作の映画)
3.1
トムのあの走り方と速さで追いかけてくる側なのはホラー映画よりも怖くて叫んだ。

地下鉄で死人がいても誰も気がつかない。
だからと言って人間は宇宙の中のただの塵ではない。大都市の中の無個性な1人ではない。一人一人が悩み、苦しみ、夢を持ち懸命に生きている。
ヴィンセントの生い立ちを思うと可哀想だけど、唯一真相に気づいてくれていた刑事を1秒バンッ!って殺したのは許せん。許せんけど笑った。そしてここからグイッとラストにかけて話が面白くなった。

私も仕事のデスクに牧場の写真とか置いておいて1時間に一回くらい強制的にハイジになった妄想しようかな。
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