やす

コラテラルのやすのレビュー・感想・評価

コラテラル(2004年製作の映画)
3.5
ネットのレビューで低評価の方の以下のコメントは納得。

以下、少々ネタバレ


・ジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手マックスの、トム・クルーズ演じるプロの殺し屋ヴィンセントの連続殺人に巻き込まれた恐怖感があまり伝わってこない
・ヴィンセントが殺し屋らしくない紳士的な振る舞いで(そう言う設定もありだけれど)、逆らえば殺されるっていう緊張感があまり伝わってこない
・寡黙な殺し屋ではなく結構お喋りで、会話の内容から段々相棒感を感じてしまう
・プロの殺し屋なのに痕跡残しすぎ
・タクシーを使う必然性がない
・大事なブリーフケースを雑に扱いすぎ

とは言え、楽しめた作品👍
もう少し、ハラハラ・ドキドキを感じられるシーンがあったり、そういうストーリーだったら+0.5だったかなぁと言う感じ😊
と思いつつ、邦題を原題と同じにしている点は好感が持て、コラテラルの意味が担保なので変な和訳にされなかったことで+0.5

ストーリーは、マックスが運転するタクシーの最初の客として登場する検察官のアニーを、結末の方で再登場させると言う、なかなか好みの展開!
『殺し屋ヴィンセントの最後のターゲットクイズ』って感じで、じっくり考えられていたらアニーという答えにたどり着けたかもしれないけれど、作中のテンポだと『えっ!アニーがターゲット?』と驚かされたのは不覚😅

ヴィンセントの最期の描写も👍

マーク・ラファロが好きなので、ファニング刑事として登場したときはニンマリ😊
自分あるあるで、あまり鑑賞前にキャストを確認しないので…
登場してすぐには気づかず、オールバックの髪型が見慣れなかったせいもあり…😅
この作品を鑑賞後、今更ながらマーク・ラファロをFan!で登録😊
やす

やす