主人公のタクシードライバーが、殺し屋を乗せたことで始まる、恐怖の一夜を描いたクライムスリラー。
終止緊張感があり、展開も早く飽きることなく、楽しめました。
面白いと思った所は、そんな知り合うはずのない二人が、客とタクシー運転手という形で出会い、逆らったら殺されるという状況下で、仕方なく言葉を交わしいくうちに自分との共通点を見つけ、互いに認め合っていくが、ちゃんと一線は引いており隙あらば/仕事が終わったら何とかしてやろうという緊張感がとても良かったです。
この監督の映画は、こういった状況で知り合った人物の心の心境や、その場の雰囲気なんかをリアルに描いてくれるので、私はその他の部分も気にならずに楽しむことができました。
