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シャドウ・イン・クラウドのBew666のレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
3.0
クロエ・グレース・モレッツさんを楽しむ映画。クロエちゃんの魅力が大爆発しているだけだが、それがこの作品の全てであり、そこを楽しめない人は、時間の無駄です。

ストーリーは、重要な積荷を安全に運ぶという、極秘任務を課せられた主人公の女性将校が、B-17爆撃機に乗り込み、モンスターや敵戦闘機と対峙するというもの。

女性が男社会の中に入り、セクハラ・パワハラを受ける様子や、真面目な話をしていても、冗談ばかり言われてまともに話を聞いてくれない。そんないやーな感じが強調されていて、かなり胸糞。中盤以降からどんどん大活躍していくので、そこら辺でバランスは取れてるのかなと。

全体を通して「強い女性」を描こうとしているのは分かるが、それ以外が全て「強い女性」を引き立てるためだけに存在しているのが、あまり好きになれない。そもそも本作で、主人公は大きな嘘をついているのだが、それをいい話風にして、なぁなぁにするのはどうなだろうと思ってしまう。最終的に彼女が全部解決して、彼女こそが正義だったみたいに終わるところも、まるで冒頭の広報作品を見ているようで、違和感しかない。

まあこの映画の良さは、最初に言ったことが全てなので、自分のように、ああだこうだ考えてしまう人は、そもそもターゲット層からズレているので、見なくてもいいのかなと思いました。

🙇🏻‍♂️読んでいただきありがとうございました🙇🏻‍♂️
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