オーウェン

酒とバラの日々のオーウェンのレビュー・感想・評価

酒とバラの日々(1962年製作の映画)
3.7
この作品前後編のように、中盤から題材が変わる。
前半は二人の恋模様。
ちょっと抜けた営業マンがいかにして美人な秘書を口説いていくのか。

そして後半は夫婦になった二人がアルコール依存症で苦しむドラマへと転換する。

夫のジョーは施設で治療をするが、妻のカーステンは依存症を受け入れず酒に溺れていく。

多分アルコール依存症を扱った映画としては「失われた週末」の方が優秀だろうが、妻の描写は中々ないし、この手の作品としては陰鬱なラストが迎えられる。
BARの文字が怪しく光っているが、彼女はどうなるのだろう。
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