オーウェン

ウエディングのオーウェンのレビュー・感想・評価

ウエディング(1978年製作の映画)
3.7
結婚式に関わった人たちの悲喜こもごも。
そんな瞬間を切り取るのは群像劇がお得意なロバート・アルトマン監督。

個人であったり複数であったりのエピソードがこれでもかと詰め込まれており、30人以上の人物が入りかうセリフの応酬。
それでも混乱はしなかったし、常識はずれの出来事もすんなり飲み込めた。

冒頭からまさかの突然死するキャラがいようとも悲嘆にくれず、それを結婚式が終わる安堵に掛けているのがとても上手い。

祝った後のホッとした気持ちがしっかりと表現されていて好感が持てる。
オーウェン

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