このレビューはネタバレを含みます
アメリカ人夫婦がサハラ砂漠を旅行する話。途中で腸チフスにかかり、夫ポートがなくなる。妻のキットは、アフリカ人に囲われたりするが、最終的には最初の町の宿グランドホテルに戻ってくる。アフリカの風景が美しい。テーマは孤独、死、人生あたりかな。タイトルのシェルタリング・スカイは、そのまま空のことで、死とわれわれの境は空のようにあってないようなものみたいな感じか。人は人生を無限にチャンスがあると思うが、実際はそれほど多くないという台詞で終わる。どんどん荷物が減っていく。率直に言ってちょっと長い。