女性作家の言葉は意味を失い、彼女のノートは部屋の天井に飾られている。言葉は、空は一体何を守ってくれるのだろう。夫婦のあの頃を取り戻す旅は過去へと遡り、空のように当たり前にあった豊かさや文明に守られて…
>>続きを読む1947年、作家の妻+音楽家の夫がサハラ砂漠を旅する。夫婦の倦怠期に効く新天地での刺激、人生の迷いへの癒し、再生といったものを未開の大地に求めたところ、苛烈な環境、異邦人の疎外に遭って散々……とエキ…
>>続きを読む36年も前の映画。坂本龍一さんの名曲が聞きたくて、新宿に行ってまいりました。ベルナルド・ベルトルッチ監督、とても個性的な作品を作る!アフリカの綺麗な景色と危険な治安が理解できました。
今の技術で映…
うまくいってない夫婦関係を、旅行で、しかも第三者を交えて修復しようとしてる時点ですでに無理なんよね。WW2直後のアメリカ人夫婦が豊かさという安心材料を引っ提げた上で、アフリカ大陸を癒しや再構築の道具…
>>続きを読む「#シェルタリング・スカイ」を観た。作曲家の夫と劇作家の妻の物語。二人はアフリカの砂漠地帯へ旅行するが夫は現地の女性と、妻は同行した青年と夜を共にしてしまう。それでも二人は互いに愛するのだが過酷な砂…
>>続きを読む12ヶ月のシネマリレーで
倦怠期の夫婦が異国の砂漠帯を旅するロードムービー
昔の情熱を取り戻すための代償が大きすぎるけど、"着いてすぐ帰ることを考えるのが観光客、旅行者は帰国しない時もある"と…
2025/12/14
砂のジャリジャリギシギシざらざらした不快感が思い出された。『水の中のつぼみ』のときにずっと画面に水映っててキツかったのと同じで、ずっと砂もキツい。観ているだけで手が濡れたりざら…
偏執的と言いたくなるほど、砂漠の風景と風俗が長い時間をかけて映し出される。その中に佇む男女の姿は、とても脆く儚く見える。それぞれが深い内面の世界に閉じこもり、自らの感情の迷路をさまよっているのだが、…
>>続きを読むベルナルド・ベルドリッチ監督『シェルタリング・スカイ』(1990)
異国の地で息づくことー
旅行者からその地での生活者へ。
人間はどんなことにも"慣れる"機能が備わっている。劣悪な環境も、最も身…