異国の地でパートナーに先立たれ、独り置いていかれる心許なさを追体験した。
死の淵を彷徨うポートに対する呼びかけから、キットはまだ彼を愛していたことが窺える。その後の流浪および出奔は、彼女なりの贖罪…
12ヶ月のシネマリレーにて。
予想していたものと全く違う展開で思わず声が出そうになった。
アフリカの広大すぎる自然と心が離れかけてしまっている夫婦。
詩的な映画なのかと思いきやそんなことはなく…
《あらすじ》
ニューヨークからアフリカ大陸へとやってきたポートとキット。
二人は倦怠期を迎えた夫婦。
昔の様な互いへの愛情や絆を取り戻そうとして行先のない旅へと向かう〜
《所感》
35年振りに鑑賞…
アメリカ人夫婦と男性友人の3人で
南アフリカまで旅にきて、
夫は死に、
妻はさすらう話。
どうにも興味が湧かないまま
しばらく観てはいたものの、
何度も寝落ち。
妻がひとりで現地の人たちに混ざっ…
ただただモロッコの砂漠が美しい、、、
昔観た「シルクロード」というドキュメンタリーの続編としても観れるくらいただただ雄大なアフリカの砂漠とハエハエハエ、、、
印象的だったのはヨーロッパから来た二人…
倦怠期の夫に刺さる。男はただ笑って女を安心して時に楽しませ、抱きしめてやればいいのだ。
北アフリカの乾いた土地感、食べ物、暮らし方が垣間見え、見応えがあった。
ポールのタナーへの嫉妬心は非常にリア…
今までで一番いやなロードムービーだった、、
ジリジリとしていて虫が飛び交い蒸すような暑さがこちらにも伝わってきそう
曲が好きだったので鑑賞した次第だけれど、始まったと同時に流れて流石にちょっとびっ…
あらすじが恋愛映画っぽくていまいち観る気になれなかったんだけど、えいやっと観てよかった。あんまり恋愛映画でもなかったな。倦怠期の旦那を熱病で亡くして悲しみにくれて現地の人々と同化して眺めるモロッコ…
>>続きを読む・不思議な映画
・異国の地恐怖症になる
・虫にも動じぬ心持ちが必要
・キットの適応能力
・まるで呪いころされたかのようなポート
・冒頭の女性って後半で出てくる一族の出身?
・ポートもキットもタナーも…
直前に観た『最高の離婚』からの「倦怠夫婦もの」の流れに加え、ジョン・マルコヴィッチと鹿賀丈史は類似しているのではないかという期待(『マルコヴィッチの穴』が存在する以上、さして不純な動機ではないはず)…
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