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永遠のこどもたちのくーちゃのレビュー・感想・評価

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)
3.4
ずっと観た気になってた作品でしたが、どうやら『アザーズ』と勘違いしていたみたいです。(^ω^;)
内容違うんですけどね、屋敷、子供、幽霊…ってイメージだと、それ観たよね〜ってなってしまって。

原題は「孤児院」、これだと、ちょっと手に取らなかったかもしれません。邦題のほうが謎めいていていいですね。

海辺の孤児院で育ったラウラは、長いこと閉鎖されていた孤児院を買い取り、障害を持つ子供たちの施設を再建しようと、夫カルロスと息子シモンとともに移り住んでいた。
だが、入園希望者を招いてのパーティの日に、シモンは姿を消してしまうのである。

ジャンルは、ホラーであるが、怖いというより、悲しいほうが大きいかな。
母の愛の深さと悲しみ、それにホラーの薄いベールをふんわり掛けましたって感じ。
ただ、交通事故で、ある老女が死ぬ場面だけは、何故かグロい。何の意味が…

刺激を求めて鑑賞すると、アテが外れることになるが、ラストのあの独特の雰囲気は、上質の作品を観たなあと思える余韻を残すのではなかろうか。
マスクを被っていないトマスに、胸がギューンとなる…


冒頭で、「ダルマさんが転んだ」で遊ぶ子供たち。
スペインでは、「1、2、3 壁を叩け」って言うのね。へぇー!(*゚0゚)
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