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メル・ブルックスの大脱走のmhのレビュー・感想・評価

メル・ブルックスの大脱走(1983年製作の映画)
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1942年「生きるべきか死ぬべきか」のリメイク。
こっちのほうが、役者さんが魅力的。
それでもリメイク元のほうが面白いので、こっちをみるくらいなら、まずは原典からみたほうがいい。そして、これ見るくらいなら次にトリュフォー「終電車」を見よう。これはそのあとでいい。
WW2の最中(ホロコーストが同時に起きてる)にヒトラーを茶化した原典は偉大すぎる。コメディの枠を超えて人間賛歌にまで昇華している。
こっちはその点、良くできたコメディ映画という印象。

あと、ユダヤ人は黄色い星で、ゲイはピンクの三角形という場面があった。正式には「ピンクトライアングル」というらしい。(「ナチ強制収容所のバッジ」というWikipediaのページがあった)
これは「生きるべきか死ぬべきか」のほうにはなかったプロットだと思ったけど、記憶力に自信がない。
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