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宇宙飛行士の医者のTaTのレビュー・感想・評価

宇宙飛行士の医者(2008年製作の映画)
4.5
宇宙開発に見る理想とその危うさに苦悩し、自身の描く思想に押し潰された一人の男の話。 

時代背景もあり、登場する人々が理想に固執する姿が物悲しく痛ましい。繰り返される概念的言葉の数々はタルコフスキーに近いものを感じました。 
画も美しくて、主人公が水辺を自転車で走るシーンは鳥肌物。ゆっくりとドアが閉まってったり興味深い画もいくつか。ロシアのDNA恐るべし笑
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