花とみつばち

バニラ・スカイの花とみつばちのレビュー・感想・評価

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)
3.0
夢と現実が混ざり合っている。
はっきりしているのは、遊び相手のジュリー( キャメロン )がデヴィッド( トム )に本気になるが、一方のデヴィッドは一度だけ逢ったソフィア( ペネロペ )に心を奪われていた。車を運転するジュリーがそれを知り逆上して心中を謀る。ジュリーは死に、デヴィッドは腕と大切な顔、美貌を失い錯乱状態となる。そこで見付けた「 LE 」という、人生に絶望しても潜在意識を利用して夢で生き続けられる不可思議な組織と契約してしまう。
ここからが、観る側も夢と現実の境が分からず惑わされが、そこがなかなか面白かった。
夢の時には、デヴィッドの部屋には「 突然炎のごとく 」のポスターがあり、現実では、そのポスターが「 勝手にしやがれ 」に変わっている。
ちょっと sf っぽい作品だが、トムの映画「 7月4日に生まれて 」を彷彿とさせられた。
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