桔梗F

丑三つの村の桔梗Fのレビュー・感想・評価

丑三つの村(1983年製作の映画)
4.6
・ビッチ女子アナ
「うし、いくついただけますでしょうか?」
……
・まちゃあき
「いただきました!うしみっつです!」

アメリカンジョークはこのくらいに(*´-`)

1938年に岡山県で起こった大量惨殺事件“津山三十人殺し”を題材に、犯人側からスポットを当て描いた異色作。

まあ邦画が世界に誇る
エロエロスプラッターの怪作です(゜゜;)

多少の脚色はあるとは言え、主人公の生活環境、両親の死因、病気、使用武器、夜這いの風習などかなり史実どおりです。

単なるきわもの映画ではなく、観てる側に「なぜ日本史上最悪の殺人鬼が誕生したか」が納得できる作りとなっています(;゜∇゜)

出だしは、秀才のため村人から一目
置かれる主人公(古尾谷)が子どもたちと遊んだり、田中美佐子といちゃいちゃしたりと幸せな生活を描写。

村の女性たち(五月みどりなど)とも夜這いでやりまくりです(;>_<;)

しかし!肺結核と診断され徴兵検査に落ちたあたりから奈落展開へ(。´Д⊂)

病気を恐れて村人は近づかず、女子たちも性交渉拒否、兵隊になれない事実上ニートなので、村人から「ごくつぶし」と罵られ、村八分となります(´Д`)

しかも、最愛の田中美佐子はよそに嫁にいき、だめぽ状態…

差別される肺結核、迫る死、夢だった兵隊になれない悔しさ、手のひら返しで村八分にする閉鎖された村民&ビッチたち。

唯一やさしくしてくれて惚れてしまった清純派・大場久美子も実はビッチだったという始末(;o;)

様々な要因が絡み、進退極まった古尾谷は狂気へと走るんです(´;ω;`)

いやなことに、「こんなひどけりゃ気も狂うわ」となんか納得してしまいます(。´Д⊂)

終盤はハリウッドスプラッターもびっくりの大殺戮スタート(;>_<;)

三十人、女、子ども、老人含め殺しまくり(~_~;)
ほぼ銃殺とはいえ、けっこうきついですよ(^o^;)

完全にホラーと化します…これを越える殺戮劇がある映画はせいぜい「人魚伝説」くらいでは(;゜∀゜)

とにかく田中美佐子がかわいい(*/ω\*)
おつぱいもかわいい‼

ラスト、伝説に残る名セリフを聞きながらのエンド(・・;)

しかし…古い日本家屋での着物Hって、なんであんなにエロいんでしょうね(/0 ̄)

エロ目的でも、スプラッター目的でも、名作映画目的でも◎のすばらしい逸品!

P.S.リマスターBlu-rayの画質は、最近の新作映画とほとんどかわらないとんでもない高画質(*_*;
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