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丑三つの村のbのネタバレレビュー・内容・結末

丑三つの村(1983年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

津山三十人殺しが題材ではありますが、ノンフィクションではないですし、実際の事件との齟齬はそれなりにありました。

その一つと言えるのか正直継男の迫害シーンはもう少し追い詰めた方が良かったと思う、切迫度が弱く感じた。故にそこまでやる?感が否めない。あと継男の行動が秀才の割に馬鹿っぽく感じた。(わざわざ犯人達の前で警察にチクろうとしたり....etc

台詞がクソ秀逸
「クソばばあ夜這いに来たで」「まぁ、皆様今に見ておれでございますよ」等。

以下駄文↓読まない事を推奨します。(倫理的に問題のある文章が書かれています)











       










観たあと
コロンバイン銃乱射事件を思い出し、時代と場所が違えど同じような事件は起こりえると痛感した。やはりモンスターは社会が作るのか....(サイコパス等の例外はあれど)
この映画を観て継男に同情の一つも出来ない奴の方が正直モンスターになり得ると思うんだよ。復讐したい女性の生殖器だけ切り取ってオナホにしなかっただけコイツはまだましだよ。逆阿部定みたいに。....嘘です。ホント最低なサイコ野郎ですよね、死ねサイコ野郎。

話が脱線しましたが、まぁ正直言うと継男も村人もどっちも悪くないでしょこれ。村人に関しても当時結核は不治の病だと信じられてたから、ああなるのもうなずけるし。ちと露骨かなとは思うけど。

通り魔だって殺人鬼だって自然災害みたいなものでしょ。防ぎようはないんですよ。実際。それを良しとするかは別として。要は状況次第では俺もお前も殺人鬼になるって事ですね。何が悪いわけでもない、強いて言うなら運が悪かっただけ。互いに。

すいません....言い過ぎました
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