めんどくせーなあ、もう🥴。


初めての抱擁、それにキス。
画面から匂ってくるラブシーンのエロさが良い（当然50年台なので脱いだりとかはない）。
生暖かく、2人が求め合うのがよく伝わる。
まずそれだけで本作は素晴らしい。

キャストも抜群。
キムノヴァクは若いが美貌に貫禄があり、マーチもじじいだけど現役臭しまくりでお似合い。
59年を考えると踏み込んだ台詞も多くインパクトがあった。


服飾会社の社長56歳と、受付嬢24歳。
２人はそれぞれにパートナーを失い、あるきっかけで親密に。
親、姉弟、元夫、それに見えない常識という名の障壁。
2人の末路は、、、


本作、男と女で感想が変わるのかも？
出てくる女性陣めっちゃ腹立つ。
マーチの娘の旦那に共感。とか言うと怒られそうだなあ😅。

不貞と叫ぶ連中が下品に見える可笑しみ。
何を考えとんねん。
特にマーチの姉ちゃんよ。



ラストは秀逸。
ノヴァクの揺れ動く感情。
身勝手な正直さ。
不貞腐れるマーチ。

何が大切か。。。


痺れた。途中、あーこんなもんかなあ、とか思っていたら、後半に進むにつれ引き込まれて、自分には意外だった結末を迎える。納得。


はあ〜人間臭かった。
最高😆。

400号レビュー前夜
狙っていた、しょっぱなレヴュー②

デルバート・マン監督による辛口
【ラブ・ストーリー】。

「愛することに自信が持てない女。
愛深きゆえに苦しむ初老の男。
行き場を失った愛は、真夜中に彷徨う。」

ジェリー（フレデリック・マーチ）は、56歳の織物会社経営者。ベティ（キム・ノヴァク）は、同社に努める24歳女子社員。ジェリーは数年前に妻を亡くし、ベティは、離婚したばかり。2人は惹かれ合い、デートを重ね、結婚を決意するが、ベティの前夫ジョージ（リー・フィリップス）が戻ってくる…。

テーマは今でも通ずる【年の差婚】の行方。
本作が貴重だと思ったのは、脚本が凡百のラブ・
ストーリーとは違い、リアルと言うか、甘々
じゃないところ。リアルだからこそ突拍子も無い事
も起こらないし、ラブ・シーンすら皆無だ。
2人の言動（苦悩）も頷ける。
特に後半のベティと前夫とのシークエンス〜
良かれと思ってその事を告げるシークエンスは
見所。

外野が、認めない、止めても結局は、当人同士の
愛だと思うし、他人には分からない、分からなくて
も良い世界だと訴えかける。
彼女のセリフ、「私の人生だから！」に集約されて
いる。
自身の決心なら例え失敗しても悔いは無いと思う
のだ。

ヒッチの【めまい】直後のキム・ノヴァクの美貌を
拝めるだけでも価値がある⁈。

ラストは、あっさり地味だけど【映画的】。

• #Kマイコレ
• #復刻シネマライブラリー
• #1番REV

更年期のおっさんが若い女(キムノヴァク)に夢中になる話で、21のジョーカノがいる身としては身につまされる思いである。
やたら舞台っぽくてワンシーンがやたら長いのが欠点だが、撮影は良い。

ノヴァクに「若い元カレとエッチしちゃったけど全然感じなかった。」って言われるの、なんの慰めにもなってなくてただの地獄！