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扉をたたく人のeulogist2001のレビュー・感想・評価

扉をたたく人(2007年製作の映画)
3.8
おとなの映画。苦味と渋味。自分ではどうにもならない状況。やるせなさ。そこに時折差し込む光。しかし直ぐに雲間に隠れてしまう。ラストシーン、地下鉄ホームで怒りとともにジャンベを叩きつける。佳作。

短い時間にいろいろな要素が詰まってた。内面の深い迷いや葛藤。老齢に入った複雑な心境。そしてそれはベテランの役者の持つ演技にも支えられている。
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