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天使にラブ・ソングを…のフジのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【2020#042】
 殺人現場をたまたま目にしてしまい、マフィアに追われる身となったデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は修道院に匿ってもらうことになる。しかし、そこで他の尼同様、質素な食事やお祈りをする日々を強いられる。
 単調な生活に窮屈さを感じたデロリスは聖歌を通して新たな風を吹かせる。他の尼たちへの指導も実り、修道医の聖歌は法王の目に止まるほどのものとなる。
 そんななか、デロリスはリークもあり、自身の居場所をマフィアに知られてしまうが警察や修道院の仲間たちの協力もあり、マフィアの逮捕に成功し、さらに法王を招いたコンサートも成功に収めた。


 5/15の金ロー鑑賞。コメディと聞いていたのでもっとお笑い系を想像していたがそうではなかった。ただ、予想の方向とは違えども、音楽の素晴らしさが伝わる良き話だった。
 「音楽で人生を楽しく」「新たな居場所が実は自分にとって適所だった」というテーマに新鮮味はないけれども展開がトントンと進んでいって気持ちよかった。最後に山場が来たけど、それまでにデロリスの築いた信頼関係はバッチリだったので助けに来てくれるなとこちらも安心して観ていられた。
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