「存在のない子供たち」が素晴らしく、ナディーン・ラバキー監督作品に注目し鑑賞。
ベイルートという街をまた別の視点から描いた。
とにかく作品全体の雰囲気が素敵である。
主人公(ラバキー監督自身)を取り巻く女性たちの、様々な愛を描いた群像劇で、あまり劇的な変化のない「ラブ・アクチュアリー」といった感じだろう。
この雰囲気やストーリー展開が好きという人は多いだろうし、女性監督ということからも女性の支持が多そうな内容である。
ラストのシーンは本当に素晴らしく、派手ではないがジーンと心に残るそんな作品である。