主演:ジェイソン・ステイサム。
警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生。犯人は“ブリッツ”と名乗り、白昼堂々と殺人を繰り返していた。
過激な暴力的な捜査が問題視されている刑事ブラントもその捜査に参加。新任のナッシュ警部と共に“ブリッツ”を追跡する。
主演はステイサムではありますが、アクションは比較的少なめです。アクションに期待すると少しガッカリすると思います。
しかし、ブラントとナッシュが徐々にブリッツを追い詰めていく様子がなかなか面白いので、飽きること無く見れました。
このブリッツですが、犯罪自体上手いわけではありません。ほとんど衝動的に殺しているので、証拠はある程度残っています。
しかしそれはブリッツが殺した証拠であり、容疑者に繋がるものではないため、捜査は難航します。
犯人は実は身近にいて、堂々と犯行を行ってはいるものの、上手く逃げている感じ、なんかジョーカーみたいでした。
そのブリッツをブラントとナッシュは最終的に追い詰めますが、その決着方法が気持ち良かったです。ここまでに結構ブリッツにイラッとさせられていたので、今回の決着は大満足です。
ブラントは普通にこういう事を裏でしそうですが、まさか真面目そうに見えるナッシュが手を貸すとは。
思った以上にいいコンビでした。
続編はないでしょうけど、この2人の活躍をもっと見たくなりました。
ただ、府警が薬物中毒者という設定は、上手く話に繋がっていなかったように思いました。