惑星ソラリスのRY0のレビュー・感想・評価

・2016/03/11

　原作既読。アンドレイ・タルコフスキー監督作。2001年宇宙の旅に対するロシアからのアンサーと位置付けられることが多い。しかしタルコフスキー自身はSFや宇宙については元より別にどうでもいいと思っていて、ざっくり言うとソラリスの海を通して「人間存在とは何か」といったことを問いかける内容になっている。

　とにかく難解かつ異様に緩慢な映画で、2001年宇宙の旅よりさらに眠くなる。