菜緒都

ヤング・ゼネレーションの菜緒都のレビュー・感想・評価

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)
3.5
宇多丸さんがオールタイムベスト的なことを言っていたので鑑賞。
主人公が自身のそのころの境遇とシンクロしていたというのが評価を高めたらしい。

まず石切り場のロケーション力がすごすぎてびびる。もはやラピュタ感。

自転車ショットはやっぱり気持ちいい。最近では「it」以来見てなかった気がする。

ショット的には序盤の屋内の夫婦ショットの奥行き使っての、パンで鏡を写すヤツが「おー」てなった。

キャラの見せ方として、自転車をやってることを自己紹介Vとしてオープニングで出さない姿勢がかっこいいし、それありなんだと思った。

家庭がお笑いシーンになってるのって、久しく見てなかった気がする。
すごいほっこりした。

全体的にシーンが多すぎるというか、細かすぎる気もしたが、これがベストなのかもしれない。無駄なシーンがあるようで、でも全てが愛おしくもある。

終盤は自転車レースでこんな交代すんの!?と思った。危なすぎだろ!
からのラスト2周ノーカットもやばかった。
菜緒都

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