初見は、オスカー作品賞受賞しているし、まあ観ておこうというくらい。コスチュームプレイだし、なんか頭使いそうだなあ😅と思っていた。
が、観てみると主演のポールスコフィールド演じるトーマスモアの頑なな信念にやられて最後まで魅入ってしまい、あっという間に終わった。
18年ぶりになるが、その間に「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」にハマったりして、ヘンリー8世絡みのエピソードが頭に入って鑑賞すると、尚のこと面白かった！
宗教が絡むと、やはり納得いかない部分が多い。結局はその時代にうまくハマった人間が都合良く解釈して、トーマスモアのような人物を異端として排除しているだけ。この物語自体はくだらない。キリストの精神や法律を守った彼。本作では描かれないが、数年後トーマスモア処刑のきっかけとなったアンブーリンへの不信でヘンリー8世はいろいろと後悔することに。あーさらにくだらない😡。
本作はポールスコフィールド、妻役のウェンディヒラー。圧巻でございやした🙇♂️。刻まれた年輪がカッコ良い👍。
