1968年のアカデミー作品・主演男優賞。
作品・音楽ともに風格がある。
国王からの圧力にも信念を曲げずに不当に死刑となって
しまったトマス・モア(ユートピアの作者)の話。
主演のポール・スコフィ…
第39回アカデミー賞受賞作品。
歴代アカデミー賞受賞作品を見る中で本作を鑑賞。
この時代の歴史的背景、さらにはトマス・モアのことも全く知らない状態で見たので、よく分からない箇所もあり、そもそも興味が…
アホなヘンリー8世の女好きのために、法を曲げ、慣習を曲げ、道徳を曲げる事は、後に遺恨こそ残す事はあれ、得るものはひとつもないと自己の信念を貫いたトマスモアの物語。神をどれだけ大切にしていたかは知らん…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
じわじわとくる良さがあるなぁ…
・すらりと理知的な佇まいが美しいトマス・モア。やや物足りなかったが、弁舌となると低く心地よく響く声で「法による悪魔の保護は結局自分のためだ」とのべつまくなしに畳み掛…
16世紀、イングランド国王ヘンリー8世の愚行に対し、沈黙の拒絶を貫いたトマス・モアの物語。
とにかく仰々しく重々しいんだけど、争う内容は離婚にローマからの離脱に宣誓にと、現代日本に生きる自分には全く…
後にローマ法王から破門されるイギリス国王ヘンリー8世と王妃との離婚に反対した事により処刑されたトマス・モアの伝記映画。自らのカリスマ性を頼りに突っ走る王と、エキセントリックなまでに敬虔なカトリック教…
>>続きを読む名前は知ってたけどあまりよく知らなかったので視聴。現代の映画としては少し台詞回しが重いとなるかも知れないけどチャラついてなくていい。衣装もリアル。なんでここまで追い詰められるのか不思議だけど当時の政…
>>続きを読むトーマス・モアがいかに高潔な人物だったかは伝わったが、人間臭い葛藤も無く法律家としての規範意識と信仰心のみで突き進んだ、ちょっと頑固過ぎるキャラに映った。残された記録からだけでは内面の奥深くまでは探…
>>続きを読むヘンリー8世とアン・ブーリンの再婚に異を唱え続けた学者トマス・モア。
反逆罪で死刑宣告されたあとの演説シーンは圧巻。若き日のジョン・ハートの姿も。
ヘンリー8世、アンのその後は『ブーリン家の姉妹』…