ゆ

鳥のゆのレビュー・感想・評価

(1963年製作の映画)
3.8
ずっと観たかったヒッチコックの鳥がアマプラにきてたので。

人を襲っては去り、暫くするとまた集まってくる鳥は不安感情の隠喩なのかなと思った。作中でも、「一人息子が彼女を連れてきた時」「田舎に見たことない美人がきた時」など周りの人の不安を掻き立てるシーンで鳥が襲う。ちなみに鳥の襲撃シーンは閲覧注意レベルでキモい。

ヒッチコックらしくテーマ性がありながら私の好きなモンスターパニックでとても面白かったし、主役の女性が輝かんばかりに美しかった。

ちなみに鳥の襲撃を見ててゴヤの「理性の眠りは怪物を生む」の絵を思い出したけど、モチーフになってたりするのかな。
にしてもラブバードはどういう意味だったのか………
ゆ