【情熱と信念を持つ勇気】
ブロンドの女の子はバカで ただカワイイだけという偏見を逆手にとった痛快法廷コメディだった。
主人公のエル・ウッズが いつもポジティブで情熱的なのが良かった。
情熱というのは、言い換えれば何にどれだけ時間をかけたかってことだと思う。エルの場合は恋とファッションと法律の勉強。そういう情熱を傾けてきた過去のあらゆる経験を無駄にせずプラスの力に変えていけるのは 彼女の素晴らしい才能だと思う。
そして“法は情熱と無縁の理性”というアリストテレスの言葉を否定する というか呑み込むほどの情熱をもったエルがとても気高く美しい女性に見えた。おもしろかった。
【スコアと内訳】
スコア:3.6
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①脚本:0.7
②演出:0.8
③演者:0.7
④撮影:0.7
⑤音楽:0.7
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