少年と中年チンピラの母探しの旅
笑いと切なさに時々エモーショナルな雰囲気が混じって良かった。久石譲のsummerは今まではよく聞く曲程度の認識だったのが、今作でその名曲っぷりを実感。今までは菊次郎に半ば強引に連れ回されてばかりだった正男が自発的に行動した！と思ってからのアレで泣きそうになってしまった。その後の菊次郎の台詞も良い。
天狗のダンスとか悪夢のシーンは余計に感じた。キャンプのたけし軍団のノリはしょーもないけど笑った。(モロ裸じゃん)ヒッチハイク〜野原でジャグリングとかバス停の流れはもう完全にコント。途中もう笑っちまってんじゃねぇか！ってシーンが多々あって面白かった。
本筋のストーリーからは随分外れるものの少年の夏休み日記を見る感覚で観れて良かった。
我ながらハートフルなロードムービーに弱い。
