こしょう

西鶴一代女のこしょうのレビュー・感想・評価

西鶴一代女(1952年製作の映画)
4.0
自然に流れるカメラと登場人物の動き。それも1人や2人ではなく、フレームアウトしたと思ったらまた入ってくる人もいたりして、しかもそれがほとんど気にならない、この自然さ。

割と最初の方の竹林を走る母娘のシーンからすごい。また後半も文吉が連れ去られるシーンあたりから物語の展開も相まってテンションがすごいことになっていく。化け猫、息子を追いかけるお春、最後の静かにフレームアウトしていくお春。
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