田中絹代がすごくて画がいちいち残酷に美しくて話は猛スピードでサクサク進んで三船敏郎なんて気づく前に死んでたし宇野重吉とかもびっくりするくらいあっさり死んじゃって大泉滉が意外と出番が多いし終わり方も素…
>>続きを読む若輩者ゆえ、この時代の感覚をまだ掴めずにいるが、映画の質の高さに驚かされる。
ロングショットの長回しが特に好きだった。
お春(田中絹代)がどこへ行こうとも、決して逃してはくれず、カメラによってさら…
お春が回想する形で始まる
殿の好み細かすぎる
元島原にいたと知って態度が変わる人たち
不憫なお春
ただただ
誤解され堕ちていくお春の一生
せっかく息子に会えると出向いたら、
酷い言われようだし…
2025年234本目
男たちがお春にいろんなこと言ってたけど、元はと言えば男の身勝手のせいであってお春の責任ではない。父親と松平家の重鎮に殺意が湧いた。
老尼はあそこで拒絶するのではなく、正しい道…
女という存在を、1人の男がどこまで造形し得るか。
それは情熱というよりも、映画監督としての溝口健二にとって、1つの宿命だったのだろうと思う。たとえば、ジャン=リュック・ゴダール (1930 - 2…
窮屈な仕切りやフレーム内フレームの乱立が映画全体に息苦しさを生む。三船敏郎の斬首・輿入れ前の品定めで同様の俯瞰撮影で撮り、処刑と望まぬ輿入れを同一視させる。
贋金作りの柳永二郎が速攻で捕まるところは…
噂の長回しはもちろん、やはり着物やら屏風やら簪やら鏡やら、所作、言葉遣いにも純粋にうっとりさせられてしまう。
また、ラスト近く、息子の側へ行く場面の音楽の臨場感。そして、長廊下の場面の期待と絶望。
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