西鶴一代女の作品情報・感想・評価・動画配信

『西鶴一代女』に投稿された感想・評価

次々に訪れる不幸。
白黒ながら華麗なカメラワークと
田中絹代の熱演。
カラン

カランの感想・評価

5.0

☆伝説

ワンシーン・ワンカットでは、ない。カメラを普通に切り替えているし、ディゾルブも数回やっている。ロングテイクは多いが、ワンシーン・ワンカットよりも、ごく普通にモンタージュをしている。だから素…

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neohetare

neohetareの感想・評価

4.0

竹藪での移動撮影の長回しカット凄い。
やはり溝口さんの長回しは変化に富んでいて理想的。

タルコフスキーが敬愛する映画監督として黒澤、溝口、ブレッソン、ベルイマン、アントニオーニらを挙げていたけれど…

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KANA

KANAの感想・評価

4.2


今年は溝口健二を開拓したいなぁと思ってて、遅ればせながらようやく1本目。

井原西鶴の『好色一代女』をもとに、映画としてのダイナミックな脚色を加えた作品。
監督は本作に全身全霊を打ち込んだそう。

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やっと幸せになれるかと思ったら次の瞬間…残酷な運命のイタズラか、二転三転波乱の時代に巻きこまれ翻弄された激動の人生。
一度"そういう"噂が立つと男どもはそうした目でばかり見て、結果余計にそのような状…

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okawara

okawaraの感想・評価

4.0

お春が隠遁からふたたび世俗へ送り返されるときの、寺院の玄関の絶望が忘れがたい。それはすなわち、画面の中央に太く、無関心にそびえる柱であり、それを越えるともう二度と遁世は叶わないという残酷な実感にほか…

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月影

月影の感想・評価

4.0
溝口健二監督の最高傑作。
田中絹代が若い頃から中高年に至るまでの女性の半生を見事に演じている。
撮影当時の年齢が40代なのにすごい演じ分けだと思う。
田中絹代はやはり溝口監督の作品で光る。
映画史的価値とかに唸る前に「俺が男社会ぶっ壊してやんよ」という直情の怒りが刺激された
デニロ

デニロの感想・評価

3.5

1952年製作公開。原作井原西鶴。脚色依田義賢。監督溝口健二。

溝口健二が『武蔵野夫人』に次いで監督した作品。『武蔵野夫人』の田中絹代は夫森雅之と上手くいっていないことに、お前の手練手管が足らんの…

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フェリーニの初期って感じ。
島原のところは、『千と千尋』がオマージュしてるね。
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