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アヒルと鴨のコインロッカーのkclのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前回の鑑賞は十数年前。東京のどこかのミニシアター。2007年公開らしいので、15年程前ということになる。あっという間だ。
大筋は覚えていたけど、細かいところの答え合わせを楽しみながら観る。
当時、大袈裟ではなくこの作品に衝撃を受けた。原作は読んでいなかった。想像できなかった展開が、必然のように腹落ちしていく感覚。奇妙で心地よかったのを覚えている。
今回観直して感じたこと。
瑛太の演技は圧巻。登場1カット目から不安定な狂気を押し付けてくる。
松田龍平は安定。この方向の役柄も不思議と嵌る。器用で、多彩。
濱田岳は好きな役者だが、少し思い出補正があったかもしれない。19才の彼に要所で拙さを感じることも。
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