Evans

アヒルと鴨のコインロッカーのEvansのレビュー・感想・評価

3.9
「最初の違和感を回収」

瑛太のカッコ良さを松田龍平が掻っ攫っていく作品

不思議な会話からセピア色の過去を紡いでいき、真相へと繋がるストーリーに説得力があった。

◆最大のクライマックスは松田龍平の登場人物シーンであり、過度な演出がなくサラッと出てくるあたりに色気を感じた。
素朴で自然な演技をする濱田岳と、対照的に角張った演技をする瑛太。最初に感じた違和感を回収してくれる物語と、そこに違和感を抱かせる演出意図が感じられた。
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