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アヒルと鴨のコインロッカーのicのレビュー・感想・評価

3.2
"風に吹かれて"で始まり"風に吹かれて"で終わる。
ディランの中で特に好きな曲が流れたのでびっくり。濱田岳さんの口ずさむディランも心地よかった。

流石、伊坂幸太郎。原作は読んでいないけれど先の読めない展開に持っていくのが上手い。
少し捻った内容で結末の予想つかない。

邦画でいいなと思う作品は日本語が美しく感じられる瞬間がある。台詞や題名の言葉の並び。そういう自由さは日本語の特徴で面白い。
何故、この映画のタイトルが『アヒルと鴨のコインロッカー』なのか映画を最後まで見ないと、本を読まないと意味がわからない。そういうところが上手いと思う。
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