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めも

忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.0

設定が新しいと思った。
個々で記憶をなくすというのはあるけれど周囲に忘れられてしまうというのは面白い観点に感じる。映画を見ながら周りに忘れられてしまうなんてどうやって生活するのだろうと同時に想像してし
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クローズド・ノート(2007年製作の映画)

2.6

切ないのとなんなのとでほろりと涙しそうになりながら見終えて暫くしてから、友人のはなちゃんやその彼氏?はこのお話に必要だったのかしらと疑問が浮かんだ。
後半殆ど登場しない二人はなんとなく中途半端である。
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バスキア(1996年製作の映画)

3.8

"才能で成功したアーティストは貧民街の英雄だ
自分の存在そのものでいくら稼げるかがアーティストの価値なのだ
囚人の母が慰めに見る絵はアートの純粋さの証明だろう
だが、そのことと商売とはまったく別の話だ
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

後半になってやっと理解し始めた。
どれだけ手間がかかっているんだろうと思ってしまう編集。内容はシンプルなものをここまで膨らますなんて洗練された作品だと思った。
にしても、人間不審になりそうだ。いや、自
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

肌の色とはあんなにも変化し美しいのかと。主にブルーのライトで照らされ映し出される表情や腕は見惚れるほど。
近頃のわざわざ差別をするなと謳歌するような作品とは違い、肯定し個性として表現している部分はとて
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.0

やりたいと思ったらすぐにやることよと息子に言うターシャの言葉はとても力強い。
夢は語るものではなく叶えるものだと。もしかしたら、叶わないと嘆くよりも辛抱強さがあればなんとかなるのかもしれない。

彼女
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悲しみよりもっと悲しい物語(2009年製作の映画)

2.4

いやいや第三者を巻き込むなとツッコミをいれつつ…涙が止まらない。切ない。

写真を撮られているシーンでは特に死に対して真っ向から何のためらいもない会話が軽率だと思うより先にストレートすぎてとてもすっき
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.1

テリー・ギリアムの描く未来はファッショナブルでファニーでそれでいてどこか冷たい。
色んなことが便利になっているはずなのに何故精神科に見てもらったり孤独を感じるのか。
機械が介入することで人と人との距離
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落下する夕方(1998年製作の映画)

3.5

私は華子みたいな人に悔しいくらい憧れる。
でも其々に思うところは沢山あって考え方は沢山あって上手くいっているふりというのは苦しいだけだったりもする。
色んな感情が立ち込めてはっきりとしたことは言えない
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.0

たまに世界観がわからなくなるけれど、不思議なファンタジー。本当なのか幻覚なのかということよりも作家の苦悩を感じた。

主人公が文豪ということもあってか台詞の一つ一つが日本語は美しいとはっとさせられた。
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.5

まさに『インサイド・ヘッド』。自分の中で会議が行われて動きが決まってくる。でもたまに自分でも理解できないような行動をとってしまう時とかもあって、なんであんなことしてしまったんだろうなんて思いながらその>>続きを読む

ライムライト(1952年製作の映画)

3.9

ひとつひとつの台詞で励まされる。
有名な台詞もあれば、全ての台詞が名言のようにしか聞こえない。
彼はいつも英雄だ。

愛するのは好きなだけでは及ばないものがある。時の流れも残酷で1番大事なのはタイミン
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.7

ミュージカルはやはりどうも苦手でなかなか話に入っていけなかった。
でも音楽を聴いているかのような感覚でも観たら楽しくなった。
内容はちょっととんでもない話だったけれどメリル・ストリープを始めベテランの
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東京オアシス(2011年製作の映画)

3.5

出演されてる役者さんがこんなこと本当に話してそうだなぁとそれぞれが役を自分のものにしているのか台詞が彼らに合っているのかわからないけれど、会話の一部を覗き見たような気持ち。

決して話していることは日
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.2

"風に吹かれて"で始まり"風に吹かれて"で終わる。
ディランの中で特に好きな曲が流れたのでびっくり。濱田岳さんの口ずさむディランも心地よかった。

流石、伊坂幸太郎。原作は読んでいないけれど先の読めな
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.8

心地よい音楽と社交場、素敵な服や装飾品たち…

ギターの腕前は良いのに仕事に遅刻するわ、途中でいなくなるわ、おまけに金遣いが荒い問題ありなギター弾きの話。

天才は束縛されたくない、愛に溺れたら芸術家
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.0

12年前とは思えぬ新鮮さ。この頃は本物のコウモリまで味方につけてたのかと。

最後にこっちをみて気づいたのはスケアクロウ(クレーン)はしぶとく三部作に出ていたということ。

監督の思惑やシリーズ物なら
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.6

隠し扉が出てくる物語は映画、小説に限らずワクワクさせる。
時間を感じさせずにこれだけの緊張感を保ったまま先へ先へ続くのも前作含め凄い。

次から次に出てくる乗り物や機械のデザインがクールなので新鮮さを
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.1

ムーン・リバーは好きでよく聴いていたけれど映画はなんだかんだ初めてみた。
インテリアやファッションも切り取った写真はみたことあったけれどこういう内容なのかと面白かった。
お洒落なのは勿論、ヘップバーン
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.5

どんな喜劇なんだろうと観ていたけれどなんだかんだ最後は涙もしてしまうシーンもいくつか。
これだけしか出ないのなんて思う俳優さんも何人か。
嘘かどうかよりも信じられるかどうかが重要な気がする。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.3

田口トモロヲ監督作品と知り鑑賞したら、内容はさて置きなんともロケ地がディープすぎるし、劇中に出てくる劇団の公演の名前が『ツチノコの嫁入り』。原作を知らないけれど、秘宝館や阿佐ヶ谷ロフト、本多劇場が出て>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.0

私の中で小説で感じたホームズの印象とは違うけれど映像作品としてとても面白い迫力のある映画だった。

そして、なんだかんだ恐ろしいことに戦争の本質を見抜いた内容だったように思う。
需要と供給という両方か
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紙の月(2014年製作の映画)

3.3

エンドロールのはじめの無音の間がよい。ヴェルヴェット アンダー グラウンド アンニコが流れるのもまさかここで好きなバンドが聴けるとはと驚いた。

先日観た吉田大八監督の舞台、"クヒオ大佐の妻"で宮沢り
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マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

2.9

ここで終わってしまうのかとなんだか先を気にならせる。エンドロールまでモヤモヤとした音楽。

衣装やインテリアが豪華絢爛。刺繍も美しかった。劇中で登場する"見本帳"というものもとても素敵なものだった。
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

なんだかんだあまりみないウディ・アレン映画。
こういうファンタジーはとても好きだ。日常に隠れているちょっとした物語は良い。まだ、パリに行ったことない私に何か起こるかもしれないというワクワク感を与えてく
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

正直よくわからない涙が出た。映像が美しくて感動したのか家族の関係に対して自分のどこかの感情が動かされたのかよくわからない。でも泣いていた。

家族って絶対離れられない何かを感じるからたまにとても酷いこ
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

2.0

やりたいことや目標にちょっとでも近づこうとしてる人たちのおはなし。
夢に近づいているのかなと思ったりちょっと違うか、今の自分はズレているかもしれないなんて思ってみたり不器用な人たちばかりが集まっていた
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

2.6

死にたいのに生きるしかない人と生きたいのに死んでしまう人。
生死は自分で選択できるものではないんだと、生きてるって息をしてることだけではないと思った。
逆に一緒にいる人によって心地よく呼吸が出来るか出
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

映画の完結の仕方はどうこちら側に感じさせたいかがはっきりしているけれど、難しいテーマだった。
同性愛に対して偏見があるのは確かだし、その環境下でどんなに愛情を注いだとしてもマルコが傷つくことがないとは
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.3

実話を基にしていることもあってかストーリーの中での波はない。けれど実話だからこそのリアリティがあって少し恐ろしく思うくらいだった。

いつの時代も母親という存在は厄介であるような気がする。何故か離れら
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第三の男(1949年製作の映画)

4.0

淀川さん解説付き3本立て上映にて。
解説にもあった通り街並みは美しく、ラストシーンの構図、構成共にかっこよかった。

美しく感じたのは映画内での陰影。コントラストや明暗が衣装にしても場所にしても計算さ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.6

淀川さんの解説の通り、1つのテーマとして重くなり兼ねない内容をなんとも笑い飛ばして観てしまえるのは、彼ならでは。

チャップリンを観たのはとても久しぶりだったけれど、やはり子供の頃から大好きな存在だと
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.8

淀川さんの解説つきオールナイト上映にて。

カメラの映し方が飽きない。シーンの移り変わりが早く、とにかく色んな位置から撮っていることがわかる。特に馬の走りを地面から映しているのはどういう状態なのか気に
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パーティ★モンスター(2003年製作の映画)

3.2

全体的にめちゃくちゃでこっちがドラッグをやっているのかと思うような視界(カメラワーク)。画質もホームビデオのような感じを出したり撮り方も工夫されてるシーンがあった。

内容は初めから最後までハイテンシ
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世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

3.6

恐怖心の探求のような映画だった。
3つの話でそれぞれ違う方面から感じさせられる。

三作品、共通して感じたのはただ奇妙な感覚にさせられるだけではなく、主人公の感情に対して人間の汚い部分を正直に描いてい
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血と骨(2004年製作の映画)

2.9

在日朝鮮人の話。
ああ、なるほど取り立ての世界ってこういう風に始まったのかと。
でも、観るのにはとても体力がいる。
ビートたけしの表情の変わらなさも味を出している。

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