濱田岳主演。
椎名と言う普通の大学生が、仙台の大学へ通う為にアパートへ移り住む。
その隣に、河崎と言う人懐っこい男が。
彼と仲良しになって、隣のブータン人の為に「広辞苑」を本屋から強奪しようと。
訳のわからない椎名は、手伝ってしまうけど。それから花屋の女主人と知り合って、段々訳のわからない事が、絡んだ糸を解すように。で、全てを理解した時に・・。
普通の大学生の日常に降りかかる災難の様で、河崎の行動も意味不明な言動もあり、怪しい女主人の登場も。
物語の導入部は、まるでコメディかの様な展開ですが、あるきっかけからグイグイ話がまとまって全てエンドに向かって。ある意味、平成の「犬神家の一族」的で推理ドラマの要素も感じられました。
エンドの駅のシーンもそれらしくて。
濱田岳は、朴訥な大学生の役がぴったりで、ラストに彼が理解する事がドラマの幹に。小さい頃から上手いと思ってましたが、流石でした。
瑛太も、巧い役者と思います。難しい役でしたけど、瑛太の役の降り幅を感じられました。