夏色ジーン

アヒルと鴨のコインロッカーの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

4.3
感想川柳「切ないが 後味以外と 悪くない」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。 椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた…というお話。

原作は読んでないですけど、映像化は不可能だと言われた作品だそうです。ラストでなるほどと思いましたね。多分映像化不可能というのはこのせいだなと。上手いこと考えた監督に拍手です。(o゜◇゜)

これを見てから伊坂幸太郎作品に濱田岳がよく出てるなぁと気付きました。当時は金八に出てた子だなくらいにしか思ってませんでしたが、この辺りからどんどん有名になっていったような(-_-).。oO岡田将生…??(。´Д⊂)いたかな?メインの3人以外むしろあんまり覚えてない。関めぐみはKREVAのPVに出てたからビックリ。Σ(-∀-;)


思ったより面白くて切なくて自分的に伊坂作品ではかなり上位です。( ̄ー ̄)原作までには手が出ませんが(笑)