jkoki究進

吉原炎上のjkoki究進のネタバレレビュー・内容・結末

吉原炎上(1987年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

テテレテレテン♪テテレテレテン♪テテレテレテン♪
友近とマツコの番組で吉原炎上のこの音楽知ってたし、楽しみに見た

名取祐子さん凄い綺麗だな

田舎娘が花魁になって花魁として花を咲かせたけど一女性として愛する人とは添い遂げられなかった
面白いけど、なんか名取祐子さんにあの上客がつかなかったらあそこまで駆け上がれてないよなーって言うのがちょっと不満っていうか困難を苦悩しながら掻い潜ってその上でのしあがったストーリーの方が好き

仁支川峰子さんの血を吐きながら「誰でも良いから噛んでよ」って言って
名取祐子さんが「今までどんな目に遭ってきたんだい」って言うシーンが印象的
最後の火災シーンも3階から飛び降りる人がいたりかたせ梨乃が叫んでたり吉原中の人々が逃げてそれを逆流するように名取祐子が走ってたり印象的

吉原遊廓の中で花魁たちそれぞれの炎上があったけど最後はガチ炎上してしまうという
若さんちらっと見てヤバいとか言う反応じゃなくてそのまま今の女の子に意識が戻るっていうのが今の愛の方が死より燃えていたってことなのかな、炎の中熱いキスを交す二人からみても相思相愛、これこそ若さんがかつての若汐に求めた姿

昔の映画見て良いのは当時はこんな感じだったのかって知れるのも面白い
今でもソープ嬢はお客さんに濡れてる感じを出すために仕込みでローション入れるのは聞いたことあるけど、当時もグツグツ染物みたいに何かパリパリのやつを溶かして濾して瓶に詰めて場に持って行ってたのかーとか
かき氷を明治時代でもまだ鉋みたいなやつで作ってたんだとか
吉原って火災保険とか当時入ってなかったのかな無かったのかなとか
→調べたら吉原は191年間の歴史で22回も火災を起こしていたらしい、江戸自体が火災の歴史を辿っていて、吉原も火災のたびに衰退していき、売春防止法などをとどめに終焉を迎えたそう

行きたかったな〜w花魁はあの格子のところに来てくれんし上客がいるから選べんやろうけど、花魁道中とか見てみたかったな
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