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吉原炎上のQMのレビュー・感想・評価

吉原炎上(1987年製作の映画)
4.0
前から観てみたいと思っていたけれど、
なかなか手が出なかったやつ。

すさまじいところもあるし、
あー、そっかてとこもある。

吉原の極彩色は素晴らしい。
赤に深みがあって濃ゆくて明るい。
妊娠した時の川面に揺れる赤とか、
ここ噛んでのシーンの赤はまさに極彩色だな。(そこに吹き散る血さえ美しい)
蜷川実花の「さくらん」しかこういう類は見たことないけど、なんならそれよりも色に関しては綺麗かも。

全体的に大きくは4部構成なんだけど、時系列だからか、各々があまり混じり合わないのが残念かなぁ。
炎上してるシーンよりも、人の演技でぐっとくる場面の方が多い。
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