このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで全く退屈せず。
途中までは面白いけどただの記録映像と感じたが後半には映画として楽しめた。
ドキュメント映画の被写体に関しては自分が好きすぎる人間よりも、それほど好きでないかむしろ嫌いなくらいの方がいろいろ考えさせられて面白いということを実感できた。
観る前はただの興味の対象でしかなかった佐村河内に少し感情移入させられていた。
ファッション雑誌でポーズをとる新垣、バラエティー番組でおちょける新垣を冷えた目でみる佐村河内のカットがめちゃくちゃシュールでオモロかった。
外国人記者のインタビューが一番核心ついていて見応えあった。
覚えてる中で他に感じたのは
① 大量の豆乳とりたいなら何故メシ作ってる間に飲んでおかないのか?
②「タバコ行きましょう」がツボ
③頬っぺた打楽器
④腹をみせるネコ
⑤詳しいこと事は良くわからんけど普通に壮大そうな感じの曲つくったのはちょい、びっくり。
どこまでがフェイクなのか分からんし、何が嘘かもわからんけど地上波でこれを流したら佐村河内の印象が良い方に変わる人も多いと思う。
観終わった後もしばらく尾を引ける良作。