ペガッサ

ヘルレイザー2のペガッサのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画の続編というと主人公が変わるか、前作から数年経過したという設定が多いが、本作は前作ラストのすぐ後からスタートする。これまでのあらすじから始まるので観ていない人も安心だ(今作から観る人はたぶんいないけど)。

やはり特殊効果やメイクが素敵で、前作よりもクオリティが上がっていて見応えがあった。虫が湧くシーンに相変わらず本物を使っているのも好ましい。
舞台は地獄が中心となった今作は、小道具や撮影の工夫を凝らした悪夢の表現が楽しかった。

ストーリーはとっ散らかってしまっており、ツッコミどころはかなり多い。
箱を意図的に開けたわけじゃないのはカースティもティファニーも同じはずなのに、なぜセノバイト達はカースティにだけこだわるのか……?
そもそもセノバイト達はどういうルールに基づいて動いているのか……?
リバイアサンとやらはなにをしたいのか……?
(あの抽象的な外見といいヤケクソじみた弾幕といい、STGのボスみたいな存在だ)

しかし決してつまらないわけではなく、ツッコミを入れつつも楽しく観られる作品だった。
特にセノバイト達の生前の姿は必見!
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