このレビューはネタバレを含みます
組織の縛りと、義理・人情をテーマに、演者達の魅力を全面に押し出したエンターテイメント作品。孤狼感漂う主人公の無双の強さと硬派な振る舞いに、当時の女性も男性もメロメロになったんだろうなぁと想像できる。
時々見る韓国ドラマだと、美しく芯の強い、問題を抱えたヒロインがいて、それに振り回される美男子の一途な想い、がよくストーリーになるが
本作のように、硬派な男に振り回される美女の姿は、昔の日本の定番のスタイルだったのかなと、本作を見ていて思った。
男尊女卑、女は男の3歩後ろを歩く
そんないい意味でも悪い意味でもある日本の文化が出ているように見えた。
時折出るスタジオセットの黄色や白、赤などの鮮やかな背景が、映画にあってアート性が見えて個人的に好きでした。