犬を巧みに使う映画製作に見惚れた。ドラッグクイーンの艶やかさ。
難しすぎて採点困難。率直には、原爆成功で沸いている人を見て気分は悪くなった。それを嫌悪して、言葉が空回りしている主人公を見ているのもどこかで違和感がぬぐえず。悲劇のヒロインを自作自演しているアメリカ映>>続きを読む
3回目くらいの視聴。キャラクターそれぞれの思いが熱量高く表現されていた、熱い映画だった。監督やスタッフの映画への熱量がそれを惜しみなく支えていた。作品の舞台も、語られる志も、スケールが大きい。艶やかさ>>続きを読む
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この時代にあって、こんなに視覚効果いれてて驚いた。目はコンタクトみたいの入れたのだろうか。
雪女が、与作や子供を愛する姿がしっかり描かれていたので、最後の別れが際立った。うまく子供も使い、みる人の心>>続きを読む
男性店員の距離の詰めかたが、少女漫画を実写化したような形で、男目線としてはちょっときつかった。
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雪女は、人を殺す存在ではなく、死期を迎える者にそれを与える存在、として描かれていた。原作で描かれた雪女像とは異なるものだったが、それでも『異種のもの、神格化されたもの』として、人に恐れられる存在として>>続きを読む
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憧れ先行で観たものの、思ったより話は面白くなく。B級のスプラッタ映画という印象で終わった。
千葉さんの英語がちょっとしんどかった。
あんたがブラックマンバだね、はリチャードホールのコントで観たこと>>続きを読む
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中途半端感があった。洗練されたものでもなければ、カジュアルに楽しめる気持ちよさもなく。
主人公が誰なのかが見えづらい。赤ずきんだとしたら、物語としてさして彼女に危機感がないというか、淡々と話が進んで>>続きを読む
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戸籍交換を題材に、名前、顔、見た目、の意味を再考させられる作品。
最後までポイント盛りだくさんだった。主人公であろう妻夫木君のバックグラウンドがほとんど語られなかったので、彼の抱える葛藤がフワッとし>>続きを読む
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思っていたよりも血の量が多かった。
リアリティよりもエンタメに走った作品。
漫画原作ゆえの誇張されたキャラクター達。
先生が特に良かった、死ぬ間際の笑顔と解放感。
タエコの純粋さもぐっときた。
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冒頭の『首』のタイトル一文字出すのにあれだけ時間かけながら、作中の生首は秒で切られ捨てられる。お笑いの軽さがその怖さを強めてた。
時代劇は大作っぽく描かれがちだけど、平凡な裏切りと策略で進んでいくの>>続きを読む
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B級感出しつつ、クオリティが高い。オマージュをシニカルに笑いに変えてて、ずっと楽しめた。自警団は正義を振り回して配慮なく人を傷つけるけど、主人公は入りこそ不純ながら、助け方に純粋さがあった。彼の弱さに>>続きを読む
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アーニャのチャケる感じが愛くるしい。子供の為に必死になる親の姿にぐっと来た。ボンドの言葉がだんだん理解できるようになってきた気が。。うんこの神のとこだけ不思議世界観。ヨルさんの戦いはワンピースとか鬼滅>>続きを読む
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未来の世界観に統一して作り上げていてすごかった、スケールの大きな作品だった。
露出飛ばしたり、ノイジーだったり、古いフィルムのような映像も多かった。予知夢の不鮮明さを作品全体にも取り入れたのだろうか>>続きを読む
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盗まれたピストルを取り返す物語。
中村は自責の念にかられる。先輩刑事にはいい加減にしろと、何度も諭されるが、それでも中村の責任意識は最後まで消えない。その1本通した信念で、ピストルに打たれても尚、的に>>続きを読む
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白黒スタンダード、だけど絵はきれい。
OPから昭和の匂いかおる渋めのクレジット紹介。
ごりごりに昭和リスペクトというよりも、ポップに昭和リスペクト。
固定カメラでゆっくりと眺める映画。周囲を見渡す>>続きを読む
音の使い方が好みではなかった。
映像的な創作意欲と、その顕示欲が同時に伝わってきた。全体のつながりで見ると浮いていた。
SONYの広告映画、という印象が節々にあり、勿体なかった。
出演者の力関係が破綻>>続きを読む
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横スクロールに奥行き感足された絵が新鮮で新しいマリオが見れた気分。
各所にマリオワールドの要素が詰まっていて懐かしさに胸が弾んだ。
兄弟愛、ヒロインの存在、出来損ないからの脱却。
カートシーンや、ゲー>>続きを読む
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映画を半分で切るのはあんまり好きじゃないなと、少し勉強になった。
感情の流れについていけないシーンが何個かあったり、リアルテイストな合成が1ヵ所突然陳腐になってしまって節々で気持ちが抜けてしまった。>>続きを読む
鴨川ホルモーの世界観に、ジュブナイルの質感を乗せて、村上隆流に色づけ、デフォルメしたような作品。
子供の淡い恋は見てて心地いい。自分のフレンドとの関係性もそれぞれあり面白かった。
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言葉が多い映画だった。GOEMONの時の艶やかさではなかったけど、監督らしさ、攻めた絵作りと、日本的な武の格好よさは健在。モノトーンのなかに生える赤。黄色、赤、青の空間。
暗めの絵のなかで、汗ばんだ>>続きを読む
振り返るとこの映画の主人公は佐藤浩市だったのか。てっきり志田未来かと。
加害者側の妹への同情に始まり、彼女の心情がわからず対応困する佐藤浩市の葛藤、誰も守ってくれない、赤の他人の娘を、なんとか守って>>続きを読む
ライトな邦画。いい。
重厚なローマの建築と規律厳しい社会。そこに温泉の温かさと、軽さのある演出、流されていく人形とクラシック音楽。かわいさとシリアスさ。滑稽。
前作が好きで漫画にはまり、期待値が上がりすぎていたか。車椅子が実写になったとたんに狙ったドラマ性に見えてしまい、んーとなった。
もっとシンプルに悪党は悪党でよかった。
駐車場の車のアクションが一番>>続きを読む
個性やこだわりの出し方にストイックさを感じた。ただ結果的に見易くはなかった。ヒーロー物らしからぬ血しぶきは新鮮だった。ミニチュアを使ったのかなぁと思われる道路アクション、空中戦の勢いなどが面白かった。>>続きを読む
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序盤は言葉の応酬、出来るなら英語そのままにニュアンスや言い回しを感じとりたいと思った。後半はひたすら走る!とにかく走って、ぶつかって、体当たり。いい具合にフィクションで、けど生っぽい。明るみの中では2>>続きを読む
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いいところで期待を裏切らないで、いいところで期待を裏切る。2時間集中が途切れなかった。展開が気持ちよかった。
性を切り口に、8人の人間性が絡み合っていた。四つん這いで女性に近寄る男は犬のようだった。>>続きを読む
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小津監督の撮り方って、こういうことだったのかなぁと。
完全にFIXで撮影すると、物足りなさとお腹いっぱい感がどっちもあると思った。
テンポが一定で、単調な印象になりやすい。長回しと固定での撮影はイ>>続きを読む
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タイトルから、てっきりホラー弱めの内容かと思ったら、心臓がギュッと締め付けられる怖さがちゃんとありました。
後半戦はどちらかといえば想像してた方向で、スーパヒーロー夢の共演、みたいなファンキーさがあ>>続きを読む