ダルマパワーさんの映画レビュー・感想・評価

ダルマパワー

ダルマパワー

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思っていたよりも血の量が多かった。
リアリティよりもエンタメに走った作品。
漫画原作ゆえの誇張されたキャラクター達。
先生が特に良かった、死ぬ間際の笑顔と解放感。
タエコの純粋さもぐっときた。

(2023年製作の映画)

3.8

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冒頭の『首』のタイトル一文字出すのにあれだけ時間かけながら、作中の生首は秒で切られ捨てられる。お笑いの軽さがその怖さを強めてた。

時代劇は大作っぽく描かれがちだけど、平凡な裏切りと策略で進んでいくの
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

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B級感出しつつ、クオリティが高い。オマージュをシニカルに笑いに変えてて、ずっと楽しめた。自警団は正義を振り回して配慮なく人を傷つけるけど、主人公は入りこそ不純ながら、助け方に純粋さがあった。彼の弱さに>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.2

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アーニャのチャケる感じが愛くるしい。子供の為に必死になる親の姿にぐっと来た。ボンドの言葉がだんだん理解できるようになってきた気が。。うんこの神のとこだけ不思議世界観。ヨルさんの戦いはワンピースとか鬼滅>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.1

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未来の世界観に統一して作り上げていてすごかった、スケールの大きな作品だった。

露出飛ばしたり、ノイジーだったり、古いフィルムのような映像も多かった。予知夢の不鮮明さを作品全体にも取り入れたのだろうか
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野良犬(1949年製作の映画)

4.2

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盗まれたピストルを取り返す物語。
中村は自責の念にかられる。先輩刑事にはいい加減にしろと、何度も諭されるが、それでも中村の責任意識は最後まで消えない。その1本通した信念で、ピストルに打たれても尚、的に
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.8

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白黒スタンダード、だけど絵はきれい。
OPから昭和の匂いかおる渋めのクレジット紹介。

ごりごりに昭和リスペクトというよりも、ポップに昭和リスペクト。

固定カメラでゆっくりと眺める映画。周囲を見渡す
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

1.8

音の使い方が好みではなかった。
映像的な創作意欲と、その顕示欲が同時に伝わってきた。全体のつながりで見ると浮いていた。
SONYの広告映画、という印象が節々にあり、勿体なかった。
出演者の力関係が破綻
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

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横スクロールに奥行き感足された絵が新鮮で新しいマリオが見れた気分。
各所にマリオワールドの要素が詰まっていて懐かしさに胸が弾んだ。
兄弟愛、ヒロインの存在、出来損ないからの脱却。
カートシーンや、ゲー
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

2.1

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映画を半分で切るのはあんまり好きじゃないなと、少し勉強になった。

感情の流れについていけないシーンが何個かあったり、リアルテイストな合成が1ヵ所突然陳腐になってしまって節々で気持ちが抜けてしまった。
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めめめのくらげ(2013年製作の映画)

3.1

鴨川ホルモーの世界観に、ジュブナイルの質感を乗せて、村上隆流に色づけ、デフォルメしたような作品。

子供の淡い恋は見てて心地いい。自分のフレンドとの関係性もそれぞれあり面白かった。

RRR(2022年製作の映画)

4.1

ハッピーエンドっていい。ダンス最高。かっこよさの詰め合わせ。

世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.2

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言葉が多い映画だった。GOEMONの時の艶やかさではなかったけど、監督らしさ、攻めた絵作りと、日本的な武の格好よさは健在。モノトーンのなかに生える赤。黄色、赤、青の空間。

暗めの絵のなかで、汗ばんだ
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

4.1

振り返るとこの映画の主人公は佐藤浩市だったのか。てっきり志田未来かと。

加害者側の妹への同情に始まり、彼女の心情がわからず対応困する佐藤浩市の葛藤、誰も守ってくれない、赤の他人の娘を、なんとか守って
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.2

ライトな邦画。いい。
重厚なローマの建築と規律厳しい社会。そこに温泉の温かさと、軽さのある演出、流されていく人形とクラシック音楽。かわいさとシリアスさ。滑稽。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

2.3

前作が好きで漫画にはまり、期待値が上がりすぎていたか。車椅子が実写になったとたんに狙ったドラマ性に見えてしまい、んーとなった。

もっとシンプルに悪党は悪党でよかった。

駐車場の車のアクションが一番
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.8

個性やこだわりの出し方にストイックさを感じた。ただ結果的に見易くはなかった。ヒーロー物らしからぬ血しぶきは新鮮だった。ミニチュアを使ったのかなぁと思われる道路アクション、空中戦の勢いなどが面白かった。>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.1

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序盤は言葉の応酬、出来るなら英語そのままにニュアンスや言い回しを感じとりたいと思った。後半はひたすら走る!とにかく走って、ぶつかって、体当たり。いい具合にフィクションで、けど生っぽい。明るみの中では2>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

4.0

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いいところで期待を裏切らないで、いいところで期待を裏切る。2時間集中が途切れなかった。展開が気持ちよかった。

性を切り口に、8人の人間性が絡み合っていた。四つん這いで女性に近寄る男は犬のようだった。
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

2.8

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小津監督の撮り方って、こういうことだったのかなぁと。

完全にFIXで撮影すると、物足りなさとお腹いっぱい感がどっちもあると思った。

テンポが一定で、単調な印象になりやすい。長回しと固定での撮影はイ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

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タイトルから、てっきりホラー弱めの内容かと思ったら、心臓がギュッと締め付けられる怖さがちゃんとありました。

後半戦はどちらかといえば想像してた方向で、スーパヒーロー夢の共演、みたいなファンキーさがあ
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.4

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富裕層のもつ1分と、貧困層のもつ1分の価値は変わらない。本人からした重みは異なるけど、等価で交換される。

冒頭、自ら命を絶った富裕層と、ウィルが同じ目線で話す2ショットに物語の主旨が集約されていたよ
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.3

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フロドとサムは、指輪が火山に落ちた瞬間のことを、本の中でどう描写するのだろうか。

シンプルに楽しめた戦闘シーンがあった一方で、疑問符の残る展開もあり。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

3.3

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フロドとサムのコンビについてはほぼ動きなし。

アラゴルン率いる3人組は、エルフならではの恋愛と、王国の威信、人間とエルフの絆、見ごたえある先頭シーン。アラゴルンがスローで歩く姿は本作一番のかっこいい
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.5

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フロドとサムの関係は、日本映画にはあまりないもののように思った。

日本なら、君主と侍、師匠と弟子、兄貴分と弟分、というように、ある程度上下がしっかりある中で忠義を尽くす所に美徳があるけど

フロドと
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

2.2

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聖人が作る映画よりも、狂った人が作る映画の方が面白い、と言う。眼球をえぐるシーンは、もはや想像でしかないが、目蓋の裏をなぞる様子が印象的だった。後半は内容が入らなくなったが、松坂桃李の涙はすごいと思っ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

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CG技術と共感性で突っ走った映画。人物描写はほぼ皆無。

VRの価値の置き方で、「バーチャル(ニセモノ)の世界」とするのではなくて、「人の内面(本質)が見える世界」としたのは新鮮に感じた。

ただ、ア
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.8

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ロベルト・ベニーニが監督兼脚本兼主演とは露知らず。ヒロインも公私ともにベニーニのパートナーだったとは驚いた。

駆け落ち、からの夫婦生活へのカットの転換が憎らしいほど美しい。収容所の無機質なトーン、色
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

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貴族文化と奴隷制度。
批判もある内容なので適切な表現かは分からないが、個人的には失敗や困難にめげないスカーレットの姿に、元気をもらえる映画だった。

パリ13区(2021年製作の映画)

4.3

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壊れたタイルを塗るようにお互いの穴を埋めていくそれぞれの修復作業。性の相性がいいほど長続きするというのはカジュアルなようで、とても大事なことに思える。最後のシーンの距離感がたまらない。柔らかい終わり方>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはオチヘの角度が緩やかでストーリーにはあまり刺激を受けなかったが、映像へのチャレンジがすさまじく、VFXと実写を混ぜることでトリックを見えづらくさせていたように感じた。身を乗り出して見入ってし>>続きを読む

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