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或る夜の出来事のyayuyoのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
5.0
『素晴らしき哉、人生!』のフランク・キャプラ監督作品。
スクリューボールコメディの原点とも言える傑作。

クラーク・ゲーブル演じる新聞記者と、
クローデット・コルベール演じる、親に反発して家出した世間知らずのお嬢様。
なんだか『ローマの休日』を思わせる設定で、これだけでロマンティックな気分になります♡

とにかく非の打ち所がない作品で、脚本に演出、俳優陣の演技などどれを取っても素晴らしい!
今作の中には、よく映画やドラマで見かけるお馴染みのシーンがたくさん登場します。
それだけ、今作が後世の作品に影響を与えたという事でしょう。
ジェリコの壁の件なんてもう、センス良くてシビれます。

クラーク・ゲーブルがまたイケメンなのですよ、顔だけじゃなくて中身が!
こんな男性と出会ったら、そりゃ惚れますわ。

アカデミー主要5部門を総ナメにしたそうで、それも納得の不朽の名作です。
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