ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。
未だに『あやつり糸の世界』のミヨヨヨヨーン♪という謎効果音が頭に残ってる中、鑑賞。
初期の長編作品で、ただひたすら怠惰なドイツの若者達を固定された時点で映し出す。
ある日外国人労働者として現れたギリシャ人（ファスビンダー監督！）への興味は、やがて鬱屈した彼らのストレスのはけ口となる。
正直、前半は若者達の非建設的な日常を延々と見せられて何度か眠くなっちゃったけど、ギリシャ人が登場してからは俄然面白くなる。
自分達の生活が乱されるのを察知すると、余所者に対し排他的になるのは、今も昔も一緒。
